母の瞳


ゆうぐれ
瞳をひらけば
ふるさとの母うえもまた
とおくひとみをひらきたまいて
かわゆきものよといいたもうここちするなり

八木重吉 詩 「母の瞳」


限りなく妻と子を
また その暮らしを愛していた重吉のルーツが
惜しみない母の愛情であったろうことを
強く感じる 大好きな詩です