たまらなくなってくると
さびしくなってくると
さっと
てのひらで わたしのまへえを切る
きられたところから
花がこぼれる

八木重吉 詩「花」


… それが川面に浮かぶ 花筏 かもしれないと
私の勝手な妄想が 終息します