なつのまちを…

なつのまちをゆけば
やわらかい燈(ひ)がうれしい
そして わたしのからだも
やさしく あかるみ
かすかに
くだものの かほりさえする

八木重吉 詩 無題


容赦無い紫外線と暑さは否めませんが
この詩を 思い出すと
ほんのいっとき
昔懐かしい 果物屋さんの前を
通った時の甘い香りが 蘇ってきます
心身いたわってまいりましょうね