心よ


ほのかにも いろづいてゆく こころ
われながら あいらしいこころよ
ながれ ゆくものよ
さあ それならば ゆくがいい
「役立たぬもの」にあくがれて はてしなく
まぼろしを 追うて かぎりなく 
こころときめいて かけりゆけよ

八木重吉 詩「心よ」 


静かな空気の中にも
明日への希望や 潔い決意を持って
前へ進む そんな応援歌のようにも思えます