つまらないから
あかるい陽のなかにたってなみだを
ながしていた

八木重吉 詩「涙」

不治の病の苦しみや悲しみ以前に
生まれながらにして 哀しみを持っていた
重吉ならではのつぶやき と感じます
陽と陰  希望と悲哀 
大自然のなか 小さなともしびすべてを慈しむ尊い心に 思いを寄せて