かけがえのない機縁


わたしのあさはかさ
わたしのふがいなさ
わたしのちからよわさ
だが これらをわたしがもっているとしたら
これらをもってうまれた必然性がないだろうか
これらすべてがいつの日か
かけがえのない機縁となって
わたしをあの空へつれていってはくれないだろうか

八木重吉 詩

哀しみゆえの喜びも 慎ましい希望も
共に抱き 書き続けていきたい詩の一つです
謙譲と共に誇りをもって
たとえ1ミリずつでも 前に進みたいですね
ありがとうございます