待宵



引き続き軸作品のご紹介をさせていただきます

旧暦の 8月15日 今年は10月4日
美しい中秋の名月を待ちこがれる前夜のことを待宵 といいます
そして名月の翌日を 十六夜 (いざよい) 
十六夜からもう一日遅れた月を 立待月 (たちまちづき) と
うっとりするような美しい響きの言葉ですね

金彩墨に少し銀を加え
妖しげにも 幻想的にも 淋しげにも映ります
軸装は横目の光沢が美しいグレージュの正絹に
細くアイボリーの線を引いていただきました
23㎝ × 120㎝です

ありがとうございます