軸作品ご紹介


奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の
声聞くときぞ秋はかなしき

猿丸大夫 うた

百人一首でも有名な 古今和歌集のひとつ
深まり暮れゆく秋の寂しさを
まるで恋しさ募って鳴いているかのような鹿の声に
作者は重ねたのかもしれませんね

味のある鶯色の紬地の軸作品
44cm × 120cm
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