目の前にある幸せ



昨年ご縁あって立て看板を揮毫制作させていただいた
「あぎの里のひなまつり」
今年も圧巻の新作並ぶ展示を 気のおけない親友と
観に行ってまいりました
今年もまた 大切に扱っていただき 心よりお礼申し上げます
午後は 娘がインストラクター務めるキッズダンスチームの発表会で
涙腺ゆるみっぱなしでした

…大切な家族や友達に明日も必ず会えるとは限らない…
当時9歳で 祖母 母 妹を津波で失くし
語り部になる事を決意した十代の少年の言葉が胸を打ちました
尽くし難い苦悩をのみこみながら
柔和な表情で静かに話す少年でした
2013年11月 原発事故により線量計が配置され 
出入り制限がかかった南相馬市浪江町を訪れた時
目に焼き付いた映像を
玩具であったろう木の押しぐるまの あの赤い色を忘れることはありません
7年経った今 原発クライシスはなお深刻です
バッシングを受けながらも 南相馬の地で子供達を守りたいと
身を削る学生時代の友を案じながら
せめて心は共にありたい
そう思いを新たにしています
3月11日は目の前にある幸せに手を合わせ また祈りを捧げ
防災意識を高める日にしていきたいと思います

ありがとうございます