花がふってくると思う


花がふってくると思う
花がふってくるとおもう
この てのひらにうけとろうとおもう

八木重吉 詩「花がふってくると思う」

前回の記事では旧仮名遣いでご紹介しましたが
今回は縦長に現代仮名遣いで揮毫しました
八木重吉の詩集にも 新旧の仮名遣いが入り混じっていて
そんな時代背景も感じられると共に
嘘偽りのない彼の心のつぶやきや叫び
ではなかったかと思いを馳せます
こんなふうな心持ちで 花 を受け取るには
まだまだ尽くし足りていない旅路のさなか…
それでも一つ一つの仕事や それぞれの出来事の中に
チャンスはきっと幾つもあります
てのひらに うけとってまいりましょうね

ありがとうございます