みちおほち


あわ雪の
中に顕(た)ちたる三千大千世界(みちおほち)
またその中に
沫雪(あわゆき)ぞ降る

良寛 うた

久しぶりに良寛さんの本を開いたら
このうたのページでした
これも今日の出会い と思い書くことにしました
三千大千世界 とは仏教における世界観の言葉だそうです
知識のない私には難解ですが 
これが宇宙規模のお話であり すべてはひとつに繋がっている
そんな普遍的な世界が 良寛さんの目の前に顕われたのではないか
…と勝手ながら想像しています
ちっぽけな自分自身も その一部分だと考えると
大きな懐に包まれる安らぎを感じませんか

ありがとうございます